■ベイエリア（青森市） 〇雪解けが終わった春の景観 　青森市の青い海公園を中心とするベイエリア一帯は、市民の憩いの場であるとともに観光客にも人気がある場所です。 ことに市民とっては、雪解けが終わった春の景観は、なんとも清々しく、晴れやかな気分になります。 この一帯の海辺空間の美しさを構成する景物と言えば、青森県観光物産館「アスパム」、青森ベイブリッジ、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸です。 この３つの大型の構造物がシンボルとなって、青森市を象徴する景観を形づくっています。 その全体は、東側の海に突き出た中央埠頭から一望することができますし、その向こうには、まだ雪を頂いた八甲田の山並みも見ることができます。 春の風景として味わい深いのは、海辺の近くの海面に現われる野鳥の姿です。 筆者は、スズガモの一群を見つけたことがありますが、八甲田丸を背景にぷかぷか浮かぶその光景は、なんとも愛くるしく、春の詩情に満ちた眺めでした。

八甲田丸を背景に海面に浮かぶスズガモの一群 スズガモのオスの頭は濃い緑色で光沢がある これもベイエリアならではの光景 中央埠頭からの景観 前へ　　　　　　　　　　次へ あおもり海道の佳景　TOP