[青森県内観光]
 
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あおもり海道の佳景−20

■木野部峠(むつ市大畑町)

〇峠の高台から望む家並みと津軽海峡

 下北半島を走る国道279号は、野辺地町と北海道函館市を結び、途中海上区間(函館─大間間)が含まれています。
陸上部は、ほぼ青森県側で、「はまなすライン」の愛称で呼ばれ、県民に親しまれています。
木野部峠の木野部は「きのっぷ」と読み、おそらくアイヌ語由来と思われます。
ここは、むつ市大畑町の海岸部に位置し、比較的平坦な国道279号の道のりの中では、最も急坂で、S字カーブもある入り組んだ道路です。
しかし、それだけに眺望に優れていて、ここで紹介する写真は峠の途中の坂の上から撮影したものです。
眼下の浜辺は白砂が美しく、トタン板の家々が密集し、その家並みの中を国道279号が走ります。
撮影したのは9月初旬の秋晴れの日でした。
普段は波が荒い津軽海峡も、いたって穏やか、浜辺に打ち寄せるのは小さな波ばかりです。
白雲の下、はるか向こうに下北半島東部の山並みが延びていました。





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