[青森県内観光]
 
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あおもり海道の佳景−21

■大石神社(風間浦村)

〇鳥居、河口と海峡の大海原

下北郡風間浦村の易国間(いこくま)川河口に鎮座する神社、社殿は海抜約30mの高台に建っています。
ここ易国間地区は風間浦村役場や商工会、中央公民館、村診療所など公共施設が集まる場所です。
その地名の由来はアイヌ語で「熊の通る谷間の横山」の意の「イコツクマ」に由来するなど諸説あります。
その表記もかつては「夷国間」、あるいは「異国間」とも書き表したとされています。
易国間村、下風呂(しもふろ)村、蛇浦(へびうら)村の3村が合併して風間浦村になったのは明治22年(1889)のこと。
それぞれから1文字とって村名にしたそうですが、地理上は南から北へ下風呂、易国間、蛇浦の順に位置し、それを「風」「間」「浦」の文字を順番通りに並べて新村名「風間浦」を生み出しました。
この地を訪れるたびに筆者は、土地の自然環境をよく表わした気の利いたネーミングだと感心させられます。
大石神社の勧請(かんじょう)、つまり神様を祀った最初は延宝6年(1678)、今からおよそ340年余り前のことです。
海抜約30mの境内から眺める景色は国道279号が緩やかなカーブを描いて北へ延びます。真下を流れる易国間川は、津軽海峡へと流れ込み、水鳥たちのかっこうの餌場になっています。
大石神社の例祭日は9月17日、この日に合せて祭典が行われ、「ヤレヤレヤー」のかけ声とともに襦袢姿の若者たちが船山車を引いて町内を練り歩くそうです。



大石神社境内から望む風景


大石神社社殿


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