[青森県内観光]
 
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あおもり海道の佳景−23

■川内川(むつ市川内町)

〇河口にスズガモの大群

下北半島南部の陸奥湾沿いを走るのは国道338号です。
この道路は、比較的平坦でアップダウンがあまりありません。
道沿いの海岸は砂浜が多く、むつ市城ケ沢(じょうがさわ)の角違(すみちがい)と梅ノ木という地区の海辺では、いくつかの海浜植物を観察できます。
海辺の植物の生育地を探していると、思いがけない生態を目にすることもあります。
2017年の3月中旬のことでした。
川内川の河口でスズガモの大群に遭遇したのです。
スズガモは冬鳥で、体長は45pほど。オスの頭は緑または紫色の光沢があり、目の黄色が目立ちます。
胸は黒く背は灰色、腹は白色です。
珍しい野鳥ではないのですが、これほどの群れを見たのは初めてでした。
中にはホオジロガモやキンクロハジロも混じっていましたが、ほとんどはスズガモで、その数に圧倒されました。


河口に漂うスズガモの大群


スズガモのアップ、黄色い目がよく目立つ。
茶色でくちばしの付け根に白斑があるのがスズガモのメス。
頬に白斑があるのはホオジロガモ


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