[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

夏泊半島─その2

〇大島…あの花もこの花も、もしかしたらあんな花も

 夏泊半島の突端・夏泊崎から約200m隔てた沖合に浮かぶのが大島。
周囲3q、面積は20haあります。
この島へはコンクリート製の渡橋があり、満潮時でも渡れるようになっています。
 島には断崖絶壁の箇所があり、歩いて一周することはできませんが、島の中央部には、丘陵北端に建つ灯台まで行ける遊歩道がついています。
ただし、アップダウンがけっこうあるほか、草が人間の背丈まで伸びている箇所や灯台近くの道はかなり狭い急坂にもなっているので、散策には注意を要する所が何か所かあります。
しかし、植生はなかなか見応えがあり、山野草ファンにとっては魅力的な場所です。
筆者が2016年10月1日に訪ねた際は、野生植物の花の季節はもう終わりごろにもかかわらず、センニンソウ、カワラナデシコ、コハマギク、ハマエンドウなどの花々を観察することができました。
特にセンニンソウは、花期はほぼ終わっていましたが、大きな群落を確認することができました。
シーズンオフでもこれだけの花々を見ることができるのですから、春から夏にかけての最盛期には、どれだけの花が観察できることか。
あの花もこの花も、もしかしたらあんな花も……と想像しながら、来年はまた必ず訪ねようと心に決めて、島を後にしました。

 
大島から見た夏泊崎 


島の中央部につく遊歩道 


島の丘陵頂上部から望む海原 


島の頂上部に建つ灯台


カワラナデシコ 


コハマギク 


ハマエンドウ


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