[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

夏泊半島─その10

〇夜越山…山名の由来と頂上までの遊歩道

 夏泊半島の紹介は前回でひと通り終わったのですが、平内町でどうしても紹介したい場所がありますので、もう少しお付き合いください。
そこは読者の皆さんもよくご存じの夏泊半島の東側つけ根あたりにある夜越山森林公園です。
サボテン園、洋ラン園、ケビンハウス、オートキャンプ場、パターゴルフ場、スキー場などを備えた一大レジャーエリアで、その施設内容はいろんな媒体で紹介されているのでここでは省略させていただきます。
その施設以外でもう少し深く掘り下げてみたいと思うのです。
まずもって夜越山という名称の由来です。
これには諸説あるようです。
夜越山は標高180mほどの低い山ですが、山名由来の一つめはアイヌ語説です。
「ヤム・ウシ・ナイ」、つまりこれはアイヌ語で“栗の実の多い沢”という意味で、これが訛ったものだとされています。
二つめは伝説です。
昔この山は町内の内童子(うちどうじ)にあったのが、一夜のうちに移されたため“一夜に越す”で夜越山になったという説です。
三つめは、夜間にこの山を越して、ほかの地へ通ったことからその名がついたとも伝えられています。
筆者が思うには、やはりアイヌ語説が最も信憑性が高いのではないでしょうか。
なぜかというと、夜越山一帯はとても緑にあふれ、自然が豊かであるからです。
そこでおすすめするのが、頂上まで続く遊歩道の散策です。
森林公園の入り口から間もなくの第4駐車場から頂上までの800〜900mほどの道のりです。
森の中に小道が整備されていて、確かに山名のアイヌ語説にあるように沢も流れています。
植生も多彩で、昨年10月に行った際には、もうどこの山々も花の季節は終わりごろなのに、サラシナショウマやオオアキノキリンソウなど数種の植物が花をつけていました。
これらの植物から推察すると、春から夏にはいろんな野生植物の花が咲くに違いありません。
それと野生ではありませんが、森林公園入口からセンターハウスまでの車道両脇に植えられた数百本の桜の花も満開時にはかなりの見応えで咲き誇ります。





サラシナショウマ


オオアキノキリンソウ


夜越山とセンターハウス


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