[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その5

〇白亜の灯台と対岸の下北半島遠景

灯台というのは岬の景観を印象づける最大の点景物で、人々の旅情を誘うシンボリックな存在でもあります。
青森県内にもたくさんの灯台が存在しますが、その美しさを比べさせていただければ、筆者のイチオシは平舘灯台です。
国道280号沿いの「道の駅たいらだて」のすぐ近く、旧「松前街道」の樹齢約300年の黒松並木に守られるようにして海岸に屹立しています。
平舘灯台は、今から118年前の明治32年(1899)4月1日に初めて点灯されました。
その後70年余の歳月を経た昭和35年12月に改修工事が行われ、現在に至っています。
高さが23mの白亜の灯台です。
塔の外壁が白い灯台は、何も珍しくありませんが、平館灯台のそれはつやがあって光り輝いています。
特に晴れた日は、太陽の光を反射して青い空、青い海とのコントラストが鮮やかです。
その光沢の理由(わけ)は、外壁がタイルで仕上げられているからです。
遠目ではわかりませんが、近寄ってみると正方形の細かいタイルが整然と円柱の壁にびっしりと貼られています。
外壁がタイル張りの灯台は、筆者の知る限り県内ではここだけなのではと思っています。
灯台の傍らには、これも珍しいのですが、明治36年に霧警用として日本で初めて採用されたというダイヤホーンのオブジェも設置されています。
平館灯台から望む景観もなかなかの見応えです。
周辺は芝生が敷かれ、四阿(あずまや)も設けられるなど、憩い空間が広がっています。
対岸には下北半島のまさかりの刃の部分、つまり半島西側の山並みが真正面に横たわっています。
カメラの望遠レンズでのぞくと仏ヶ浦のあの奇岩・怪岩を見ることができます。
よく晴れた日には半島の南端・牛ノ首岬沖合に浮かぶ鯛島も現れるなど、その海岸風景は必見です。


旧松前街道の黒松並木


晴れた日の平館灯台全景


タイル張りの外壁


傍らに設置されたダイヤホーンのオブジェ


周辺の芝生と対岸に横たわる下北半島


下北半島南端沖に浮かぶ鯛島


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