[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その6

〇高野崎@……めいっぱい陽のあたる明るい岬

「この村サ一度(イヅド)だて陽(シ)コあだたごとあるがジャ……」、この詩文は青森市出身の津軽方言詩人・高木恭造(1903─1987年)の「陽コあだネ村─津軽半島袰月村で」と題した詩の一節です。
この詩碑が建つのが今別町袰月の高野崎です。
「たかのさき」と読みます。
そこはこの詩意に反して、夏場はめいっぱい陽が当たる明るい岬で、眺めの良い場所として知られています。
高野崎は津軽海峡に500mほど突き出た岬で、段丘面は芝生で覆われています。
東西両側面は、材木を立てかけたような見事な柱状節理が発達し、高さ約30mにも及ぶ絶壁は迫力があります。
突端には昭和41年1月(1966)に初点灯された赤白ツートンカラーの無人の高野埼灯台があり、そこから歩道を下って行くと、岩場を結ぶ「潮騒橋」と「渚橋」という二つの赤い橋がかかり、荒磯の景観に彩りを添えています。
岬のつけ根からは、浜に降りられる階段がついています。
下った先の浜の西側にある大きな岩は、文字通り「大岩」と呼ばれており、その沖に浮かぶのが「お舎利島」です。
「お舎利島」とはなんとも不思議な呼び名ですが、物の本によるとその由来は、島の岩石から釈迦の骨になぞらえた「舎利石」とよばれる蛋白石(オパール)の小石が採れたことによるとされています。
ここは津軽半島北東端です。
海峡越しに龍飛崎・北海道・下北半島を望むことができるなど、晴れた日の雄大なパノラマ景観は掛け値なしの見応えです。
夏場はキャンプ地としてもにぎわい、トイレやシャワーが完備されているほか、食事処も2軒建っています。ただし、浜に降りる階段は現在工事中で、2017年8月中に開通予定となっています。


高木恭造文学碑


高野埼灯台


高野崎の東側眺望


高野崎の西側眺望


龍飛崎・北海道・下北半島が望める見事な景観


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