[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その10

〇高野崎へ再び

 このシリーズ「津軽半島─その6」で、高野崎のつけ根から浜に降りる階段は工事中で8月には開通予定、と書いたので、その予定通りに開通したのかどうか8月初旬に確かめに行きました。
間違いなく工事は終了していました。
修復されてきれいになった階段は、快適に歩けるようになっていました。
せっかくなので、その浜の様子を今回は紹介します。
西に岬がそびえ、岩肌には材木を立てかけたような柱状節理のダイナミックな形状をはっきりと認めることができます。
東には「大石」と呼ばれる岩体が聳えます。
その岬と大岩の間は湾曲した浜が伸びています。
大小の玉石がびっしりと敷き詰められた石浜で、その上を歩くと石と石がぶつかるカラカラ、ガラガラという音が響きます。
植生も豊かで、訪れた時にはエゾオグルマが花期の終わりを迎えていて、一方ではナミキソウやカワラナデシコ、ママコノシリヌグイの花が盛りでした。
大石寄りの浜辺には、ライオンにも似た大きな岩が横たわっていて、前に回ってみるとカバが大きな口を開けたような形です。
どこの海岸でもこういった奇岩には名前がついているものですが、どうもこの岩にはまだこれといった名称はないようです。
浜の後方も切り立った崖ですが、いろいろな植物がびっしりと生い茂っていて、トウゲブキ、ミソハギ、ツリガネニンジン、ノコギリソウの群落を確認することができました。



修復された遊歩道の階段


高野崎の浜の景観


ダイナミックな柱状節理の岩肌


浜に横たわる大きな怪岩


前はカバが大きな口を開けたような形状


エゾオグルマ


ナミキソウ


カワラナデシコ


ママコノシリヌグイ


崖に咲くトウゲブキ、ミソハギ、ツリガネニンジン、ノコギリソウの花々


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