[青森県内観光] | |
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■津軽半島─その19
〇海辺彩る道沿いの花々 小泊地区の観光施設の目玉と言えば、やはり「小説『津軽』の像記念館」です。 ましてや太宰治ファンなら必見の場所です。 屋外には小説『津軽』に書かれてある子守のタケとの再会の場面を表わしたブロンズ像が置かれています。 タケは実在の人で、本名は越野たけさん。 太宰はたけさんをモチーフに『津軽』のクライマックスを著しました。 この記念館では、太宰の合成音声が聞けるのをはじめ、たけさん本人が太宰との思い出を語る映像などを上映しています。 「道の駅こどまりポントマリ」と、そこに隣接する「折腰内キャンプ場」は、家族連れで楽しめる夏場の観光スポットです。 権現崎を望める周辺一帯は風光明媚で、買物と食事が楽しめる道の駅と、その向かい側には砂浜の海水浴場が整備されています。 道の駅には生簀に入った活きたサザエやアワビも販売されていて、BBQの食材にはもってこいでしょう。 この道の駅がある国道339号の海岸線は植生が豊かで、いろいろな自生植物の花々を身近に観察することができます。 筆者がこの辺で見つけた砂浜には、護岸などが整備されていない、いわば自然海岸ならではの自生の植物の群落を発見することができました。 中でも驚いたのは、フジの花でした。フジは普通、山野に育つものですが、ここでは砂地に這うようにして生育していて、淡い紫色の花をたくさんつけていましたが、筆者としては初めて見る光景でした。 この浜辺ではハマナシ、スナビキソウ、ハマニガナ、ヒロハクサフジ、ハマゴウの群生を6月から8月にかけて見ることができました。 このほか、小泊地区の海辺ではホタルカズラ、ノコギリソウ、ハマフウロ、ヤブカンゾウ、エゾミソハギ、コオニユリの花々も道路沿いに確認することができました。 |
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小説『津軽』の像記念館 子守のタケとの再会を表わしたブロンズ像 道の駅こどまりポントマリ 道の駅と折腰内海水浴場 砂浜に咲くフジ(5月初旬) ハマナシの群落(6月初旬) スナビキソウ(6月初旬) ハマニガナ(6月初旬) ヒロハクサフジ(7月中旬) ハマゴウの大群落(8月下旬) 前へ 次へ 遊歩写真旅!あおもり岬めぐりTOP |