[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その20

〇津軽半島のクライマックスは十三湖

 青森市から国道280号─339号と辿ってきた津軽半島の海岸旅もいよいよクライマックスです。
小泊地区から旧市浦村へと向かって最終地点は十三湖。
このルートには途中、海越しの岩木山が見える望見ポイントが何か所かあっておすすめです。
その岩木山が緩く湾曲した砂浜の向こうに聳えるのは磯松海岸、ぽっかりと海に浮かぶようにして見えるのは脇元海岸ふれあいシーサイド、汽水湖の湖口からはるか向こうに裾野を広げる姿を望めるのは十三湖大橋です。
その姿は、弘前市あたりから見る円みを帯びた造形とは異なり、頂上部が尖ったスマートな形状になっていて、その優美な山容はここでしか見ることはできない光景です。
 さて、読者の皆さんは岩木川の河口を見たことがあるでしょうか。
岩木川というと、その名から源流は岩木山と思っている方が少なからずいるようですが、これは誤りで、その源は白神山地です。
そして河口は十三湖です。
正確には暗門川などの川を集めた大川がやがて岩木川と名前を変え、津軽平野を北へ向かって流れ、十三湖を抜けて日本海へ流れ込みます。
流路延長は本川で102q。
支川は平川(ひらかわ・約42q)、浅石川(あせいしがわ・約44q)など100にのぼります。
これらの川が、リンゴと米に代表される津軽の農産物を育む広大な土壌を潤しています。
 岩木川の河口は、十三湖の南側にあたります。
ここには国土交通省の「0.0k(十三湖から)」と書かれた標識が立っています。
ここで100q余りに及ぶ一級河川の流れは広々とした湖に取り込まれてしまいます。
岩木山と並んで津軽の人々の心象に深く刻み込まれている岩木川。
その川がここで終わるのかという、津軽人である筆者としては名状しがたい寂寥感を覚えた場所でした。
 次回からは、西津軽郡の海岸、通称“西海岸”をご案内していきます。


磯松海岸からの岩木山


脇元海岸ふれあいシーサイドからの岩木山


十三湖大橋からの岩木山


岩木川河口に立つ国土交通省の標識


岩木川河口にある建設省の標柱


岩木川河口の風景


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