[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽西海岸─その1

〇津軽国定公園の南部に位置する魅力たっぷりのエリア

 今回からは本県の西側、日本海に臨む通称“西海岸”をご案内していきます。
この地域は前回までの津軽半島と同様に津軽国定公園に属します。
ちなみに津軽国定公園とは、東津軽郡外ヶ浜町(旧平館村)から西津軽郡深浦町(旧岩崎村)に至る延長約180qの海岸部と山岳部、湖沼群等から成り、昭和50年(1975年)3月31日に指定されました。
面積は25966haと広大で、県内最高峰の岩木山(標高1625m)と世界自然遺産の白神山地、それに大小33の湖沼がある十二湖も含まれます。
 これから紹介する西海岸は、その津軽国定公園の南部エリアで、白神山地が海に臨む縁辺部にあたります。
鰺ヶ沢町から岩崎にかけて典型的な海岸段丘を形成していることから、優れた自然景観が持ち味で、夏場は多くの行楽客でにぎわいます。
 自然景観スポットとしては、北から順に赤石川流域、千畳敷、風合瀬、行合崎、艫作崎、森山海岸、十二湖、大間越と枚挙にいとまがありません。
このため植生環境も豊かで4月から9月ごろまで、多種多様な自生の花々を楽しむことができます。
観光・行楽の施設も充実していて、「鰺ヶ沢キャンピングパーク」「WeSPa椿山」「アオーネ白神十二湖」などのリゾート施設のほか、「不老ふ死温泉」や「熊の湯温泉」などの温泉宿も数多くあります。
津軽藩発祥の地である「種里城址」や「円覚寺」、「太宰の宿 ふかうら文学館」などでは歴史と文学に親しむこともできます。
おいしい食べ物がそろっていることでも有名です。
久六島のアワビ、サザエに代表される新鮮魚介のほか、深浦マグロステーキ丼やヒラメのヅケ丼などの名物グルメも食欲をそそります。
次回からは、風光明媚な海岸部を中心に、西海岸の魅力を深堀りしていきますので、どうぞご期待ください。


赤石川河口から望む岩木山(5月中旬)


風合瀬の海岸風景(8月下旬))


JRおいらせ駅付近に広がる海岸風景(6月下旬)


見晴らしがよく植生も豊かな行合崎(8月初旬)


日本海の荒波に洗われた男性的な磯浜風景が続く大間越(6月下旬)


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