[青森県内観光] | |
遊歩写真旅!あおもり岬めぐり | |
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■津軽西海岸─その22
〇十二湖で山岳域の景観美を満喫 津軽西海岸の風景美は海岸と山岳が対を成して構成されているところが大きな特長であり魅力でもあります。 その山岳域の中でも、気軽に行けて豊かな自然を満喫できる場所が十二湖です。 十二湖は白神山地の西側に位置し、実際には33の湖沼が点在しますが、崩山(くずれやま)の中腹の大崩(おおくずれ)から眺めると、大きな池が12見えることから、その名がついたとされています。 780haの広さを誇り、昭和50年(1975)には津軽国定公園に指定されました。 十二湖の成因は1704年の大地震によって川がせき止められて形成されたという説がいろいろなガイドで紹介されていますが、これも実は定かではなく、谷底の陥没により形成されたという説、地形が氷河遺跡であるという説、地すべりにより形成されたという説など、いまだにはっきりしていないというのが専門家の見方のようです。 域内に設けられた散策路で33の湖沼が観察できるようになっています。 「おすすめ森林セラピーロード」として、「青池・湧壺(わきつぼ)の池コース」「金山の池コース」「金山の池・糸畑の池コース」「王池コース」の4コースが設定されています(十二湖エリア散策MAP参照)。 また、崩山(標高940m)へのアプローチは、十二湖でもっとも有名な青池のそばに登山口があります。 頂上までは約3時間かかりますが、途中694m地点の大崩からの眺望は、「十二湖」の名称のいわれになった場所だけに素晴らしく、眼下に点在する湖沼とその向こうに広がる日本海の景観はまさに絶景です。 十二湖の散策については、路線バス「奥十二湖駐車場」バス停のところにある「森の物産館キョロロ」に案内機能があり散策マップも配布しています。 ここはお土産品がそろっているほか、軽食のスペースもあることから散策拠点には最適の施設といえます。 |
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