[青森県内観光]
 
前へ          次へ
遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽西海岸─その25

〇不動の滝と福寿草公園

 津軽西海岸の岬めぐりもいよいよ終わりに近づいてきました。
今回は国道101号の十二湖入口からさらに南下します。
旧岩崎村の松神地区の松神川下流部にあるのが不動の滝です。
国道沿いに広い駐車場があり、不動の滝と刻まれた石柱も立っているのですぐにわかります。
滝へは駐車場から歩いて10分余り。
川沿いの未舗装の道路を歩いていくと、赤い鳥居が見えてきてその先に不動の滝があります。
落差は約10m、滝水が勢いよく落ちています。
訪ねたのは7月中旬の深緑の頃でしたが、周囲を見渡せば落葉樹が豊富な森であることから、おそらく紅葉の景観も見応えがあるものと推察されました。
さらに国道101号を南下して秋田県との県境が近づいた大間越にあるのが福寿草公園です。
ここは「大間越関所跡」でもあり、江戸時代には関所が置かれていた場所です。
当時は「碇ヶ関」「野内」とともに「津軽三関」と呼ばれていたとされています。
現在は春に黄色い花をつけるフクジュソウの公園として親しまれています。
数百株はあろうと思われるフクジュソウの大群落が生育しています。
自生に加え人の手によって植えられたことでこの規模になったそうです。
例年だと3月下旬には花が咲きはじめます。
筆者が知る限りでは、海岸のそばでフクジュソウの群落を観賞できるのは、ここと八戸市の種差海岸ぐらいではないでしょうか。


国道101号沿いに建つ不動の滝の石柱


不動の滝へと導く赤い鳥居


落差10mの不動の滝


福寿草公園に咲くフクジュソウの花(3月下旬)


前へ          次へ


遊歩写真旅!あおもり岬めぐりTOP

トップページへ