[青森県内観光]
 
前へ          次へ
遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

下北半島─その8

○むつ市はご当地グルメが満載!

 「大湊海軍コロッケ」「大湊海自カレー」「大湊Sora空っ!」「下北ジオ定食」─筆者の記憶が正しければ、たしかこの順番で考案されたはずです。
これはいずれもむつ市のご当地グルメで、自衛隊にちなんだメニューが多いのが特徴です。
一つ一つをご紹介しますと、「大湊海軍コロッケ」は、旧日本海軍が食事に取り入れていたコロッケで、ヘット(牛脂)を使用した香ばしい香りが特徴。
むつ市大湊の旧海軍部隊で明治時代に誕生したといわれ、その味を再現しています。
「大湊海自カレー」は、海上自衛隊の艦艇などで食べられているカレーの味を忠実に再現し、それをそれぞれの部隊の艦長や司令に味の認定をしてもらったカレーです。
むつ市内では、9部隊の異なったカレーを9店舗で味わえます。
ちなみに海上自衛隊では、航海中の金曜日にカレーを食べることになっているそうです。
「大湊Sora空っ!」は、むつ市に所在する航空自衛隊第42警戒群で食べられている唐揚げの名称です。
もともと航空自衛隊では、隊全体でより上を目指すという意味を込めて、「鶏の唐揚げ」を「空上げ(からあげ)」と呼んでいるそうです。
「大湊Sora空っ!」には2種類あります。
一つは同42警戒群で通常食べられている「元祖大湊Sora空っ!」と、もう一つは同42警戒群との関連性を形、盛り付け、食器、名称など何らかの形で表現した「店舗オリジナル大湊Sora空っ!」で、現在、市内8店舗で提供されています。
「下北ジオ定食」は、その名からもわかるように、「2016年9月9日に認定された「下北ジオパーク」にちなんだメニュー。
「ジオパーク」とはジオ(大地)とパーク(公園)を組み合わせた言葉で、ジオ(大地)・エコ(自然)・ヒト(生活・文化)を学び、楽しむことができる場所のこと。
「教育・研究」「保護・保全」「経済活動」の三本柱を中心に、ジオ資源の価値を理解し、伝え、守り、地域社会や教育に末永く活用することを目的にしています。
「下北ジオパーク」には、恐山や仏ヶ浦など全国的に知られる景勝地のほか、太平洋、陸奥湾、津軽海峡というそれぞれの海に特徴づけられた独自の風習や文化が息づいています。
「下北ジオ定食」は、そんな下北の特徴を食で表現。
味噌貝焼き、海峡サーモン、大湊海軍コロッケなど、下北ならではの郷土料理と食材で献立されています。
「むつドライブイン」で提供される1日10食の限定メニューです。
 ここで紹介したご当地グルメの情報については、いずれもホームページで公開されていますので、詳細はそちらでご確認してください。



安渡館カフェテリア憩-ikoi-で提供される
「大湊海自カレーは護衛艦はまぎりカレー」(1200円)


むつドライブインの「大湊Sora空っ!定食」(980円)


むつドライブインの「下北ジオ定食」(1000円)


前へ          次へ


遊歩写真旅!あおもり岬めぐりTOP

トップページへ