[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

種差海岸─その7

○お花畑―③

 種差海岸には650種を超える植物が自生すると言われています。
その数を実際に確認することは専門家にしかできませんが、種数が多いことは、色とりどりに咲く花の数で、筆者のような素人にでも実感できます。
8月もなかなかバラエティーに富んでいます。
エゾオグルマ、コバギボウシは群落をつくって咲き誇ります。
このほか8月はアカソ、ウツボグサ、オオウバユリ、オカトラノオ、ガマ、キタノコギリソウ、クルマバナ、ゲンノショウコ、シロバナワレモコウ、ハマダイコン、ヒメヤブラン、ホタルブクロ、ミズヒキ、ミソハギ、ヤブカンゾウ、ヤマハッカ、ヤブマオなどを観察できます。中でもイラクサ科のヤブマオの群落は、岩場の波打ち際に咲いて見応えがあります。
ちなみに「マオ」とは、皮の繊維から糸をとるカラムシのことだそうです。
9月に入ると花の数はぐっと減ります。
キツリフネ、シラヤマギクにセンニンソウの群落などを見ることができます。
これが10月になるともっと減り、コハマギク、ノコンギク、ハマギクぐらいしか花は見当たりません。
しかし、ハマギクは海岸や丘の斜面などあちこちに群落をつくり、種差海岸の花の季節の最後を飾ります。


エゾオグルマ(8月初旬)


コバギボウシ(8月初旬)


アカソ(8月初旬)


ウツボグサ(8月初旬)


オオウバユリ(8月初旬)


オカトラノオ(8月初旬)


ガマ(8月初旬)


キタノコギリソウ(8月初旬)


クルマバナ(8月初旬)


ゲンノショウコ(8月初旬)


シロバナワレモコウ(8月初旬)


ハマダイコン(8月初旬)


ヒメヤブラン(8月初旬)


ホタルブクロ(8月初旬)


ミズヒキ(8月初旬)


ミソハギ(8月初旬)


ヤブカンゾウ(8月初旬)


ヤマハッカ(8月初旬)


ヤブマオ(8月初旬)


キツリフネ(9月初旬)


シラヤマギク(9月初旬)


センニンソウ(9月初旬)


コハマギク(10月初旬)


ノコンギク(10月初旬)


ハマギク(10月初旬)


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