[青森県内観光]

◆「あおもり写真スケッチ」   A-Getスタッフ

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■その18   夕陽海岸(深浦)

 青森県の中で夕陽がキレイなところは、街で見る夕陽、山裾、地平線、湖、等々とたくさんありますが、その中でも私は西海岸沿いの夕陽が好きです。
今回は、深浦周辺の日本海に沈む夕陽を紹介します。
ひと言に夕陽と言いますが綺麗に撮影できる時期は、消去法で行くと冬は日本海が荒々しく雲が多いので×、春は霞がかって×、初夏と晩秋は、天候が不安定な日が多いので×、という事で私的には梅雨が明けた頃から秋にかけて適していると思います。
毎回、その日の天気予報や状態を見て片道60~80kmを走りポイントに着きますが日の入り一時間前まで雲もなくこれは良いぞと思って臨んでもその時になると薄雲が厚くなってきて光を遮ってしまうことが度々あります。
数回通って1度の割合でいい感じになるかならないかです。
その時に上手く収めることが出来ればいいのですが、多々失敗もありますので紹介する写真は私にとって貴重な一枚なのです。
海岸線に沈む夕陽だけのアップはどこの場所で撮っても一緒に見えるので、太陽が小さくても全体が入った方が絵になりやすいと思います。
手前側にアクセントになる岩などを入れ撮ってみますが前後のピントが合うように撮るにはなかなか難しいです。
特にオートフォーカスで撮ると陽の光が強すぎてなかなか合わせられないのでほとんどがマニュアルで調整して撮っています。
 夕陽を撮るコツは、陽が沈む直前、太陽光が弱くなり逆光でも写真にゴーストが出なく綺麗に撮れますのでチャンスです。
更に薄雲が水平線に掛かっているときは屈折現象が起こる確率が高いです。(この時間は約3分)
また、陽が沈んでから30分くらいは照り返しが来て空がピンクに染ることが多いので、これらを体験しちゃうともう、止められなくなって日没、一時間以上はその場所に留まっちゃいますね。





屈折現象


落 陽


失敗の巻


金色に輝く海


深浦駅前アップ


深浦駅前全景


落日30分後


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