[青森県内観光]

◆「あおもり写真スケッチ」   A-Getスタッフ

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■その19   あおもりの春

 『あおもりの春』といえば、厳しかった冬の寒さが和らぐ2月末頃から徐々に雪融けが進み、3月には北へ帰る野鳥が羽を休め、3月中旬頃から数々の花が咲きほころんできます。まずは、春を告げる花の代表として深浦より福寿草が咲き、桜が咲く指標となるマンサクが続きます。浅虫の湯ノ島では、自生するカタクリやキクザキイチゲなどの小さな花々が目を引き、夏泊り大島では、完全に雪が融け灯台付近の陸奥湾を望む絶景が撮れ、近くでは夏泊半島で有名な椿の花がたくさん咲いて目立ちます。そこから遅れること1週間で、弘前公園のロトウ桜、サンシュユが咲き、八甲田では冬に閉ざされていた酸ヶ湯温泉から谷地温泉間の八甲田ゴールドラインが雪の回廊で賑わいます。4月中旬以降は、言うまでもなく県内、一斉に桜一色になり、いよいよ春到来という感じになります。
また、私有地ではありますが、黒石市の雷山では『カタクリ小径』というイベントが開催され、カタクリの見事な群生を楽しむ事が出来ます。
 5月初旬になると岩木山ではオオヤマ桜ロードを楽しめ、鰺ヶ沢町や横浜町の菜の花畑が満開となり、季節は初夏へ移り変わって行き短い春の花達は、このようにして季節を繋ぎ進んで行くのです。花暦を意識しながら暮らしていけば結構気が付かないことが見えて来ますので、皆さんも季節を感じる為にも参考にしていただければと思います。


カタクリの花


        
    深浦の福寿草           マンサク           渡り鳥の休息    


        
 北帰行前            白いカタクリ          キクザキイチゲ


        
 夏泊、大島灯台          ロトウザクラ           サンシュユ 


           
     オシドリの休息          八甲田雪の回廊          弘前城のさくら  


           
日本最古の桜             西濠              五重塔  


         
芦野公園           オオヤマ桜ロード         カタクリ群生



岩木山(鯵ヶ沢) 菜の花畑


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