[青森県内観光]

◆「あおもり写真スケッチ」   A-Getスタッフ

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■その20   「みろくの滝」別名をスヌーピーの滝

 この滝は、田子町にある「みろくの滝」です。テレビやマスコミでも紹介され、上の大きな岩がまるでスヌーピーの横顔に見える事から、インターネット上で「別名:スヌーピーの滝 」と言われています。また、岩の上を白糸が流れるように見えるため、「別名:ソーメンの滝」とも言われているようです。写真は、11年前の夏と今年の秋に訪れて撮ったものです。
駐車場に着いてからブナの原生林の遊歩道を300mほど歩くと、みろくの滝が見えてきます。この遊歩道を歩けば分かるのですが、まるで天然のクーラーのようにヒンヤリとして夏でも半袖で歩けば寒いほどで、道に沿って小川が流れていて川の底が見えるほど、透き通っているので歩くだけでマイナスイオンがたっぷりで心も身体も癒されます。

また、写真のように、スヌーピーの頭の方まで登る事が出来ます。その為、三戸周辺の子供達は避暑がてら遊びに来ているようです。


■みろくの滝の由来


 室町時代の初期の頃、「キュウ岳坊」と呼ばれるお坊さんがこの近くの村にたどりつきました。村人の一人が哀れに思い、このお坊さんに食べ物を差し出したところ、断食修行中なので、それらを一切断りつづけたのです。何日かして村人は、餓死してしまっているそのお坊さんを見つけました。お坊さんを弔う事になり、中岳に慰霊碑を建てました。みろく菩薩を信仰していたこのお坊さんにちなんでいつしかこの滝を「みろくの滝」と呼ぶようになったそうです。
(参考:みろくの滝の看板より)

青森県にはたくさんの滝がありますが、その一つ一つには由来があると思います。これからの人生、上手く時間が取ることが出来れば『滝めぐり行脚』をしてみたいものですね。


晩秋の頃



夏の風景



頭部で遊ぶ

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