■その26 八甲田・十和田ゴールドライン(酸ヶ湯~猿倉~谷地)
「八甲田・十和田ゴールドライン」は、雲谷高原(モヤヒルズ)から焼山までの事を指しますが、冬(例年通常11/24~3/31)は、酸ヶ湯~谷地間が深雪の為に閉鎖されているので焼山までは、青森みち情報を頼りに田代平高原経由の途中、通行止めが無いか調べてから通行します。
今回は、この酸ヶ湯~猿倉~谷地間の風景を紹介してみたいと思います。
真冬は閉鎖の為、酸ヶ湯のみですね。
春は、4/1より車両通行可能となりますので真っ白な雪の回廊を楽しみながら標高1040mの傘松峠付近をゆっくりと散策します。
その頃、睡蓮沼は、雪深く看板が雪に埋もれた状態です。
5月上旬に入ると回廊もだいぶ低くなり、睡蓮沼近くの湿地帯では水芭蕉が顔を出し始め、谷地では雪融けも進み水芭蕉が大きく成長して楽しませてくれます。
睡蓮沼近郊の6月は、レンゲツツジが咲き色鮮やかとなります。
7月には沼の奥にて子育て中の鴨が羽繕いをしながら優雅に遊んでいます。
8月から9月は空気が澄んでいるので星空の撮影に適しており、9月後半になると朝晩、気温が下がり樹々が色づき始めます。10月になると一気に黄葉が進み一年で一番色彩豊かな季節となります。
睡蓮沼の黄葉ピークは10/3頃で、少し遅れて10日頃に酸ヶ湯、猿倉がピークとなります。
この時期、車が非常に混雑するのでお出かけする時間には気をつけなければなりません。
11月は、時折雪も降り朝、晩と通行止めになることがしばしばで、20日過ぎには閉鎖され冬眠となります。
これがこの間(酸ヶ湯~猿倉~谷地間)の一年です。