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その 6 

清 明心
(弘前市)



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[詩]



眠りつつ


娘の咳に


慌てるも


背中擦る手


あふるる涙




[詩]



父からの


迎えに来いとの


連絡に


あわせた目から


涙止まらず




[詩]



さり気なく


ただひたすらに


夢を見て


隣人達に


魂を燃やす




[詩]



潔く


生きてきたつもり


なのに何故


迷わせる家族


そして惚れ直す日々


家族を思う日々




[詩]



何故、どうして


出来るか否かも


怖がらず


流れる汗が


涙にかわる


夢に向かって




                                          
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