[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽西海岸─その8

〇樹齢1000年の老杉と日本一の公孫樹

 今回からは深浦町の岬めぐり、まずは北金ヶ沢でぜひ立ち寄ってもらいたい場所があります。
北金ヶ沢の国道101号沿いの「いこいの駐車帯」を見下ろす小高い丘があります。
そこに立つ老杉(ろうさん)の「関の杉」は青森県指定天然記念物で、形が水がめを伏せたように見えることから“関の甕杉(かめすぎ)”という別名もあります。
推定樹齢は1000年とも伝えられ、樹高は約34m、幹周りは8.9mもある大樹です。
枝ぶりは長年の風雪に耐えてきただけあって、それぞれにねじ曲がったような形をしていて、その造形はなかなか迫力があります。
その杉の背面には、自然石の板碑が何基も並んでいます。
これは「関の古碑群」と呼ばれる青森県指定史跡です。
南北朝時代(1338〜1392年)の供養碑で、深浦町内に散在していたものをこの場所に集めたもので全部で42基を数えます。
十三安藤氏関係の古碑と思われるものもあり、本県の中世史上貴重な文化財と位置付けられています。
この丘は、整備も行き届いていて眺めも素晴らしく、家並みの向こうに日本海が広がる風景が堪能できます。
この丘の近くには垂乳根(たらちね)の公孫樹(いちょう)があります。
日本一の大イチョウとして有名で、樹高31m、目通り幹周22mの巨木です。
11〜12月には葉が黄金色に色づき、多くの見物客でにぎわいます。
この「垂乳根の公孫樹」の名のいわれは、イチョウの古木にはよく見られる人の乳房状の気根が多数垂れ下がっていることから、母乳が出ない女性が願掛けに訪れたことに由来します。
その信仰を信じて今なお訪れる人も多いといわれています。
しかしながら樹木で30mを超えるものはたいへん珍しく、杉とイチョウの2本の30m超の大木を見ることができるこの場所はほんとうに貴重です。


関の甕杉


関の古碑群


関の杉がある丘からの眺め


垂乳根の公孫


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