[青森県内観光]
 
遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

■プロローグ 

○ウンチク…岬めぐりに旅立つ前に

 この連載「遊歩写真旅!あおもり岬めぐり」は、三方を海に囲まれている青森県の“海岸の旅”を楽しんでもらおうと企画したものです。
中でも半島や岬・崎の景観・生態系がたいへん見応えがあることから、タイトルに“岬めぐり”とつけました。
 この言葉を聞いて山本コータローさんのあの名曲を思い出す人もいると思いますが、そんなノスタルジーも感じていただきたいという意図もちょっぴり入っています。
 さて、わが青森県は、本州最北端に位置し、北は陸奥湾と津軽海峡、東は太平洋、西は日本海に囲まれています。
その海岸線の総延長は797km余りで、全国では13番目の長さとなっています。
ちなみに最長はもちろん北海道で約4454km、次いで長崎県の4189km、鹿児島県の2664 kmとなっています。
もっとも短いのは、海のない県をのぞけば鳥取県の129 kmとなっています。
 青森県の海に関してもう少しウンチクを述べさせていただければ、県内には津軽・下北・夏泊の3つの半島があります。
海峡は津軽海峡・平舘海峡、港湾は陸奥湾・青森湾・野辺地湾・大湊湾・芦崎湾・三厩湾、島は弁天島・久六島・鯛島・茂浦島・湯の島・蕪島が存在します。
そして岬・崎は龍飛崎・大間崎・尻屋崎・黄金崎(艫作崎・へなしざき)・大戸瀬崎・鳥居崎・夏泊崎・小泊岬・牛ノ首岬があります。
ちなみに「岬」と「崎」の違いとは、「岬」は「崎」の美称で「御崎」が語源とされていて、陸地の海や湖に突き出している先端部を示す名称には変わりはないようです。
 さて、前置きはこれぐらいして、まず最初の訪問地は「夏泊半島」です。
下北半島と津軽半島に挟まれた陸奥湾に突き出た半島です。
全域が平内町の町域で、浅虫夏泊県立自然公園の指定区域となっています。
海岸線はもちろん、海岸部まで差し迫った夏泊山地の景観も見応えがあります。
海岸・半島部ともに植生が豊かで、水鳥の野鳥観察にも適しています。
そのほかさまざまな魅力いっぱいの半島の旅を、次回から写真とともにじっくりご紹介いたします。
 








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