[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その13

〇龍飛崎……北海道と対峙するアイヌ語由来の風の岬

 いよいよ津軽半島の突端・龍飛崎に到着です。
「たっぴ」という独特な呼び名はアイヌ語に由来するようで、「タムパ」(刀)が転訛したものだと言われています。
確かに津軽半島にはアイヌ語由来の地名が散見されます。
「今別」は「イマペツ」、「袰月」は「ポロトウキ」というアイヌ語が、その呼び名の基となっていると言われています。
龍飛崎は対岸の北海道白神岬とは、津軽海峡を挟んで約19kmの距離しかありません。
岬は海抜100mほどの台地が崖となって海に落ち込んでいて、常に強い風が吹き付けているのが特徴です。
岬の頂上部には今から85年前の昭和7年7月に初点灯した白亜の龍飛埼灯台が建ち、そこからの眺望は、北海道と対峙する本州の北の果てならではの雄大な景色で見る者に迫ってきます。
龍飛崎は何かと話題が多い場所です。
その中で筆者が第一に挙げるとすれば、やはり太宰治の小説『津軽』でしょうか。
「……路は無い。あとは海にころげ落ちるばかりだ。路が全く絶えているのである。ここは、本州の袋小路だ」の龍飛を著した一文があまりにも有名で、漁港に建つ文学碑にも刻まれています。
国道339号線の「階段国道」も、ここ龍飛崎にしかない車が通れない国道です。
約388m、362段に及ぶ階段は、麓の漁港から民家が建ち並ぶ集落を抜けて龍飛崎の丘へと続きます。
その階段国道の最上部のそばには「津軽海峡冬景色歌謡碑」があり、碑の前に建つとセンサーが反応して曲が流れる仕組みになっています。
海面下140mの坑道を体験できる「青函トンネル記念館」やオーシャンビューのロケーションが最高の「龍飛崎温泉」(ホテル竜飛)、ケビンハウスやバンガローがある「龍飛崎シーサイドパーク」もおすすめの観光施設です。


北海道白神岬と対峙する雄大な光景


龍飛埼灯台


太宰治文学碑


民家が建ち並ぶ中を通る階段国道


津軽海峡冬景色歌謡碑


青函トンネル記念館


景色も見事な龍飛崎シーサイドパーク


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