[青森県内観光]
 
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遊歩写真旅!あおもり岬めぐり

津軽半島─その16

〇竜泊ラインの展望ポイントと季節の花々

 前回、竜泊ライン(冬期間閉鎖)は、国道339号の龍飛崎から小泊までの19.5kmの道のりで、筆者としては、青森県内ではイチオシの風光明媚なドライブコースと書きました。
龍飛を出発して車で15分ほどの所にあるのが鳥瞰台です。
ここはその名通り、展望のために整備された場所で、117段の階段を登り切ると展望台が聳え、そこからの眺めは、まさに絶景です。
津軽半島の山並みが横たわり、右に龍飛崎、津軽海峡、左に日本海、小泊の海岸線と権現崎、そして津軽海峡を挟んで正面から右側に北海道の大地が連なるという、息をのむ雄大な景観がパノラマで迫ってきます。
また、山の中をくねくねと曲がりくねって走る国道339号の道筋もよく見えて、これも面白い光景です。
この鳥瞰台は、竜泊ライン最高の展望スポットですが、筆者としてはもう一か所おすすめの場所があります。
そこはこの鳥瞰台からさらに15分ほど走った小泊側に位置し、「坂本台」という所です。
ここからは小泊の長く続く砂浜、磯浜と権現崎を一望でき、ドライブするならぜひ立ち寄ってもらいたい絶景ポイントです。
 竜泊ラインのもう一つの魅力は、自生する山野草の花々を身近に観察できることです。
季節の移ろいとともに、いろんな花を道路沿いに見つけることができます。
キクザキイチゲ、ヤマガラシ、ミヤマカタバミ、ミヤコグサ、オオダイコンソウ、キリンソウ、ゲンノショウコ、ミミナグサなどが路傍に咲いています。
それと今年の秋のことですが、車道を闊歩する親子連れのニホンザルの群れにも遭遇しました。



眺瞰台からの一大パノラマ景観


坂本台からの小泊の海岸景観


逆光に輝く日本海と権現崎


キクザキイチゲ(5月初旬)


ヤマガラシ(5月初旬)


ミヤマカタバミ(5月初旬)


ミヤコグサ(6月中旬)


オオダイコンソウ(6月中旬)


ノイバラ(6月中旬)


キリンソウ(7月下旬)


ゲンノショウコ(7月下旬)


ミミナグサ(7月下旬)


車道を闊歩するニホンザルの群れ(10月中旬)


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