[青森県内観光] | |
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■津軽西海岸─その12
〇県内外から多くの人々が訪れる超有名な無人駅 前々回、津軽西海岸には、漢字だけではその名が読めない地名が何か所かあると書きましたが、馬の字を3つ書く「驫木」もその一つです。 これは「とどろき」と読みますが、その由来は、花山天皇が譲位後にこの地を通過した際に、従者の馬3頭が暴れ出したのを見て、「斗斗ロ木」を「驫木」にせよと言われて改めたという伝説によるとされています。 この「驫木」は、前回紹介した風合瀬(かそせ)に隣接する地域ですが、ここにあるJR五能線の「驫木駅」が、無人駅ながらも県内外から多くの人々を惹きつけてやみません。 すぐそこまで海が迫っていて、時化(しけ)の時は波をかぶることもあるとか。 それだけに晴れた日の景観はバツグンです。ここには上り5本、下り6本の普通列車しか停車しません。 ちなみに「驫木」は、全国にある駅名の中で、最も漢字の画数が多い駅名だそうです。 「驫木駅」は、JR「青春18きっぷ」の2002年春の宣伝ポスターに登場し、一躍有名になりました。 その時のキャッチコピーは「タンポポみたいに旅にでた」。 少し高い位置から小さな駅舎を俯瞰し、その向こうに日本海が広がるというカメラアングルで、なんとも旅情そそる風景写真でデザインされていました。 その後、テレビの旅番組やサスペンスドラマなどにもたびたび登場し、ますます認知度が高まりました。 駅舎内には「思い出ノート」が置かれています。 そのノートには全国から訪れた人たちが、思い思いの感想を書き込んでいます。 中には非常に興味深い内容もありますので、訪ねた際には一読することをおすすめします。 |
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驫木駅外観 ホームに建つ駅名板 ホームから望む日本海の風景 駅舎内 駅舎内に掲げられた列車時刻表 駅舎内においてある「思い出ノート」 前へ 次へ 遊歩写真旅!あおもり岬めぐりTOP |