[青森県内観光]

◆「あおもり写真スケッチ」   A-Getスタッフ

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■その21   十和田湖飛沫氷

 毎年、1月から2月にかけて十和田湖、子ノ口では「飛沫氷」が見られます。厳冬の十和田湖は波も荒く湖岸の岩盤や樹々に打ち寄せてその飛沫が凍って見事な造形美となります。ここ数年はどちらかというと暖冬だったので飛沫氷の成長はあまり大きくはなっていないのが残念です。
過去の例を見れば、その出来映えは寒く大雪の日が続き、合わせて十和田湖の水量も関係しているようです。寒さに関しては、2012年に24年ぶりの十和田湖大規模凍結があったのですが、そのくらい厳しい寒波とある程度の水量がないと綺麗な飛沫氷は期待できないようです。また、同じくらい面積のある小川原湖は水深が浅いため結氷しやすいのですが、十和田湖は水深が330mとかなり深い為に対流がより多く起きて結氷しにくい湖という事なのです。カメラマンにとっては水量が少ないと湖岸に浅瀬が出来て写真も撮りやすい環境となりますが、大きな波が湖岸に打ち寄せずに飛沫が発生しにくくなるという相反するところがあるようです。
よく雑誌や新聞で紹介されている場所は、小畳石あたりが有名なのでそのあたりの写真を掲載してみたいと思います。
同じ場所でも撮る時間帯によって全く雰囲気が変わりますので紹介したいと思います。
また、奥入瀬では、銚子大滝の半分だけの凍結と、馬門岩の氷壁もこの時期の名物となっていますので合わせてご覧ください。



(夕方)

        
(日中)             (夕陽)            (日没後)

        
(1月)              (2月)             (飛沫)

        
(休屋大規模凍結)       (休屋大規模凍結)                

        


        
                                    (馬門岩の氷壁)


(銚子大滝の凍結)   


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