[青森県内観光]

◆「あおもり写真スケッチ」   A-Getスタッフ

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■その28   雲井の滝と双竜の滝、秋の奥入瀬散策

 2020年10月現在、コロナ禍の中ではありますが、毎年10月上旬より紅葉の季節が始まり中旬には奥入瀬渓流が混んできます。今年は、国と県が推奨しているGoToキャンペーンの経済効果か9月中旬頃より交通渋滞が発生する状態となっています。普段なら子ノ口~焼山間の約14kmは、車でゆっくり走っても10分程度で通り抜けますが、混んでいる時は、倍以上の30分はかかります。
奥入瀬渓流の中の一番人気は、銚子大滝と雲井の滝の辺りです。雲井の滝は、道路端に大きく見えるので人が集まりやすいのですが、看板が無いためかこの滝の上流にもう一つ特徴的な滝があるのが知らない人が多いと思います。滝の名は、「双竜の滝」といい特徴は、滝の周りが絶壁(溶結凝灰岩壁)で大きく囲まれており水流が落ちる部分より水柱が2つに分かれています。水しぶきによるマイナスイオンもたっぷりでこの風景は圧巻です。辿り着くまでは傾斜もきつく大変ですが一見の価値は十分あります。近くまで行くなら長靴が必要ですね。
10月の第四の土日に奥入瀬は交通規制が入る予定がコロナ禍の影響で無くなりましたが、混雑を避けるためにも歩いて観るのも良いものです。この時期奥入瀬の色味は、紅より黄色が主ですが車で通るのと違い意外な発見ができるので秋の匂いを肌で感じながら黄葉と渓流を楽しんでみませんか。


双竜の滝

        
2つに分かれる水柱          滝の下部           滝を横から見る

   
 雲井の滝

        
 奥入瀬            奥入瀬散歩道          三乱の流れ


阿修羅の流れ

        
  黄葉の流れ           黄葉の流れ          黄葉のトンネル

銚子大滝

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