[青森県内観光]

 

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津軽の一代様めぐり22

■未・申年の一代様「大円寺(だいえんじ)」(大鰐町) 守り本尊「大日如来(だいにちにょらい)」

〇その1 茶臼山からくっきり町のシンボル的存在

 大鰐温泉駅の南東、茶臼山(ちゃうすやま)公園では5月下旬、「大鰐(おおわに)温泉つつじまつり」が開催される。
赤やピンクのつつじが咲き誇り、露店が並び、カラフルな提灯(ちょうちん)がにぎやかだ。お年寄りが楽しそうに談笑している。
頂上からは、温泉街が一望でき、街の中心に大円寺の屋根と九輪(くりん)が見えた。
 大鰐は、かつて津軽の奥座敷と言われ、古くから親しまれてきた。
県道198号と県道201号の交わる「大円寺通り」交差点を過ぎると、大きな赤い山門が現れる。
ここが、未(ひつじ)・申(さる)の一代様大円寺。
山門の両脇に立っている赤い仁王像は一見して強面(こわおもて)だが、おどけているようにも見える。
この仁王様が履くのだろうか、背後に掛かっている畳1枚ほどもある大きなわらじが滑稽だ。












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